2020年5月28日、PVEL(PV Evolution Lab)/DNV GLはオンライン発表会を盛大に開催し、全世界に対して「2020年 太陽光モジュールの信頼性スコアカード」を発表しました。
チントソーラー(アストロナジー)は4回目の最高位を獲得し、「トップパフォーマー」として選出されました。
AstroTwins(両面ハーフカットセルモジュールシリーズ)とAstroSemi(片面ハーフカットセルモジュールシリーズ)の卓越した信頼性や劣化率に於いて数多くのメーカーの中で頭角を現し、更にAstroTwinsは全ての参加メーカーの中で唯一 信頼性スコアカードの5項目すべてに於いて最高点を獲得した「製品」です。
各項目のPQP(製品品質計画)比較評価の中で「トップパフォーマー」を獲得し、チントソーラー(アストロナジー)は「持続可能且つ効率的なクリーンエネルギーの確立」という価値を見事に実現しました。
PVELとDNV GLは太陽光モジュールの「信頼性スコアカード」を両社共同で組織し、太陽光業界のため太陽光モジュールの長期信頼性と性能データ評価の重要な基準を提供しています。
一貫してPQP(製品品質計画)に対して4項目の評価試験と比較を行っています。
① 熱循環試験x 600回(IEC基準の3倍)
② 温湿度試験2000時間
③ 動態機械負荷試験+熱循環試験50回+結露凍結試験30回
④ 電圧誘起劣化(PID)試験192時間
それぞれの試験結果ごとに「トップパフォーマー」を選出します。
更に今年は上記4項目の試験をベースにPAN Perfomance 試験を追加し、モジュールに対して発電量のシミュレーション試験を行っています。
チントソーラー(アストロナジー)のAstroTwins及びAstroSemiはこれらの評価試験比較の中で、喜ばしい成績を収めることができました。
PVEL社 太陽光モジュール業務責任者のトリスタン・エリオン-ロリコ(Tristan Erion-Lorico)氏は「PVELを代表し、チントソーラー(アストロナジー)が2020年PVEL 太陽光モジュール信頼性スコアカードに於いて『トップパフォーマー』を獲得したことをお祝いします。」と祝辞を述べております。
AstroSemi片面ハーフカットセルモジュールシリーズ
AstroSemiはMBB(マルチバスバー)及びハーフカットセル技術を応用して、コスト削減と高効果化を図ると同時にモジュールの信頼性を著しく高めています。
同モジュールは9BB(9本バスバー)を通じて太陽光利用率を高め、グリッドラインを増やすことで割れや破損のリスクを軽減します。
また、ハーフカットセル技術により、モジュールの変換効率を更に向上させ、ホットスポットのリスクと公称動作セル温度(NOCT)を低減しています。
AstroTwins両面ハーフカットセルモジュールシリーズ
AstroTwinsは高い発電量と高い信頼性という2つの突出した強みがあります。同モジュールは両面発電技術を通して、異なる設置環境に於いて5~25%の発電量増加の可能性があります。
二層ガラスのデザインを採用し、モジュールは優れた耐水性と信頼性を有しております。
同シリーズの太陽光モジュールは2018年~19年の2年連続で先端技術の方向性を示す「ゴールド・モジュール」賞を受賞しています。
現在 全世界で流行している新型コロナウイルス感染症の影響で、今年の「太陽光モジュール信頼性スコアカード発表会」はオンラインに変更されました。
チントソーラー(アストロナジー)結晶シリコン事業部製品管理マネージャーの周盛永はPVEL/DNV GLオンラインインタビューの取材に応じ、今回の受賞について次のように述べました。「弊社ASTROシリーズの太陽光モジュールがトップパフォーマーを再び受賞したことに非常に嬉しく思っております。
今回の受賞はまさに弊社が開発を推し進めているAstroSemi及びAstroTwinsで、特にAstroTwinsは5項目の過酷な性能試験において劣化率は2%以下と、各項目のPQP試験の比較において最高位を受賞し、製品性能と信頼性に於いて完璧な融和を実現したものです。」
アストロエナジー結晶シリコン製造事業部副総経理CTOの徐偉智博士は次のように述べております。「今回のチントソーラー(アストロナジー)のAstroTwinsは2020年に国際的な第三者機関であるPVEL/DNV GLにより再び長期的信頼性の高い評価、更に太陽光モジュール業界で現在 唯一5項目の過酷な劣化加速試験に合格した太陽光モジュールであり、製品技術研究開発チーム及び製造チームが新製品の新技術の開発と量産の道で評価されたことにより更に自信を深め、お客様が求められる4つの『高』を持つ太陽光モジュール製品(高信頼性・高コストパフォーマンス・高効率・高ルックス)の構築実現に継続して努力して参ります。
チントソーラー(アストロナジー)をはじめとする各リーダーの皆様へ感謝するとともに、今後も新製品や新技術の開発に多くのリソースを投入し、支援を続けて参ります。
ASTROシリーズは世界五大陸を駆け巡るマラソンランナーのようなもので、お客様のために発電所や屋上屋根の発電量の高効率化並びに均等化発電コスト(LCOE)の削減にため、弛まぬ努力を続けて参ります。」
チントソーラー(アストロナジー)について
チントソーラー(アストロナジー)は中国電気総合メーカーのチントグループ傘下のクリーンエネルギーの研究開発、建設、運営、管理を一体化したエネルギーシステムソリューションサプライヤーです。
太陽光モジュールの生産と販売、太陽光発電所の開発、エネルギーの蓄電、グリッド売電、マイクログリッド、複数のエネルギー補完及びその他包括的なエネルギー投資と建設・生産と販売に力を入れております。
登録資本金は93.8億元(140億円)で、全世界で累計4,500 MW以上の太陽光発電所の開発・投資を行っており、4,200 MWの太陽電池モジュールの生産能力・拠点を中国杭州市、中国嘉興市、タイなどに設けています。
チントグループは電力効率管理分野で30年以上の経験と電気・電力産業チェーン有しており、チントソーラー(アストロナジー)は業界内でシステムと技術の融合を強みとする総合エネルギーソリューションサプライヤーです。